「NFTを売りたい」クリエイターに伝えたいこと。
CryptoNinjaのイケハヤです。
おかげさまで、そろそろ取引ボリュームが100ETHです!
今月はあと5〜6体リリースする予定なので、100ETHは確実にいきますね!ひとまずスタートラインです。
さて。
忍者たちを育てつつ、NFTクリエイターの方からの相談にも乗ってます。1日10人以上、バシバシ返してます。フィードバックした人数も、累計100人は超えたはず。
そのなかで、共通してお伝えすることが多い話を、この記事にまとめますね。
まずはフォロワー数を増やそう!
「どうやったら売れるようになりますか?」
という相談の回答で、もっとも多いのがこれ。
「フォロワー数を増やしてください!」
相談をくださるクリエイターの多くは、フォロワー数が1000人以下です。
ときには、フォロワー30人くらいで「売れないんですが……」と相談してくる人もいます。
いやいや。
厳しいけど……
売れなくて当たり前です……。
気分を悪くしたら、すみません。でも、本当のことなんで。
フォロワー数が少ないということは、それだけ「作品を見てくれる人」も少ない……ということです。
あなたの作品は、どのくらい見られてますか?
view数は、作品のページに表示されています。
この数字が少ないうちは、ようするに「誰も見てない」わけで、そりゃあ売れることはないですよね。
ちなみに、うちのニンジャは、1000回以上見られています。これはやや異常値ですが……。
フォロワー数を増やせば、それだけ見てくれる人も増えます。
もちろん「見られているから買われる」わけではないのですが……
「見られてないうちは買われない」のは間違いないですよね?
まずは露出を獲得しましょう。話はそれからです。
Giveawayでフォロワー数を増やすのが一般的。
「どうやってフォロワー数を増やすんですか???」
と思う人もいるでしょう。
これはもうマーケティング的な答えがひとつ出ています。
Giveaway、つまりプレゼント企画をやりましょう。
これは生の事例を見ると早いですね。
たとえばこのツイートは、記事執筆時点で600回以上RTされています。
こちらも500回以上RTされてます。
文言にあるとおり、基本的にはRTをした人は、アカウントをフォローしてくれます。
このお二人は、上記のGiveawayを一発やるだけで、フォロワー500人以上を獲得しているわけですね。
こういった話は、特に珍しいものではありません。
海外では一撃3000RTのGiveawayとかも見かける気がしますし。
お察しのとおり、上記のGiveaway事例は、CryptoNinjaの二次創作でもあります。
CryptoNinjaにはすでにコミュニティがあるので、二次創作をやっていただけると、コミュニティの力で拡散されやすくなる傾向もあると思います(というわけで、ぜひ二次創作お願いします!)。
正方形で売ろう。
これはVoicyでも話したのですが、現在(2021年10月)におけるNFTの主要な利用用途は「SNSのアイコン」です。
NFTクリエイターは、SNSのアイコン職人なんです。
……というのはちょっと切り取りすぎですが、しっかり売りたいなら、そのくらいの意識はあったほうがいいかなと。
もちろん作品に魅力があれば、正方形、アイコン用にこだわることはありません。
が、フォーマットに対する強いこだわりがなければ、やはり正方形で揃えるのが無難です。
実際海外の人気コレクションは、ほぼすべて正方形です。OpenSeaのランキングを見れば、それは一目瞭然です。
おもちさんのまとめツイートがわかりやすいのでぜひ。
本気で売りたいならイーサリアムで。
あとこれもよく聞かれます。
本気でコレクションを育てて、事業化して、それこそ海外にまで届けたいと思っているのなら、やっぱりイーサリアムじゃないと厳しいです。
話はシンプルで、市場規模が桁違いなんですよね。
そうですね、人気のNFTの取引高を見てみましょう。こっちイーサリアムです。右端の数字が、取引高です。
で、こっちPolygonです。
わかりますか……?
イーサリアムは上位3コレクションの合計で「49730ETH」です(1週間)。
Polygonは、同じ数字を比較すると「695ETH」です。
70倍くらい開きがあります。
上位3つでこれなので、全体で見るとさらにその差は開きます。取引高で見ると、ゆうに200〜300倍の差があるのでは?
というわけで、本気で戦いたいのなら、イーサリアムでやるべきです。
Polygonはあくまで「練習用」「大量にGiveawayするとき用(ガス代かからないので)」だと思ったほうがいいですね。
ピクセルアート、子どもの絵は無理ゲーです。
はい、残念ながら……。
ピクセルアートはおすすめしません。
あれは差別化できません。基本、誰が作っても同じになりますから……。
あと、子どもの絵をNFTにして稼ぐのは無理ゲーです。STEM教育目的ならいいと思います。
よほどの勝算がないかぎり、あえてレッドオーシャンに飛び込むことはありません。
リサーチしよう。
感じるのは、みんな、リサーチしてないんですよね。
「私でもできそう」みたいな理由でピクセルアートやってる人とか、マジで市場見てないのかな……とか辛辣に思ってしまいます。いやほんとに……。
NFTコレクションを制作、販売するのは、ビジネスなんです。
これ、起業なんです。
まったく市場調査しないで起業するとか、どこの天才だよって感じです。
言ってみれば、受験勉強しないで東大に受かろうとするようなもんです、マジで。無理でしょ、そりゃ。
NFTコレクションを作るなら、海外の人気コレクションの動向はもちろん、国内のマーケットはよ〜〜〜く見ておくべきです。
新しいトレンドが出てきたら、それはチャンスです。
スピーディに行動して陣取り合戦に打ち勝ちましょう。
誰でもできることは、あなた以外の人もやっています。
あなたにしかできないことをしましょう。
そのためには、市場をリサーチすることです。
本気度が見られます。
NFTは誰でもかんたんに作れます。
となると「本気じゃないクリエイター」もたくさん市場には出てきてしまうんですよね。
さて、みなさんは投資家です。
「ちょっと試しにやってみよう〜っと」
という軽い気持ちで作られたNFTを、みなさんなら買いますか?
……よっぽど作風が好みではないかぎり、たぶん買わないですよね。
それよりも、
「このコレクションの立ち上げに人生を捧げています!日本から世界に通用するNFTコレクションになるよう、チーム、そしてコミュニティとともにコレクションを育てています!」
と語ってくれる人のコレクションのほうが、気分的には買いたくなりますよね。
「ちょっと試しに起業してみましたテヘペロ」みたいな起業家に投資する人はいません。
NFTコレクションも本質的には同じです。
本気度は透けて見えます。
本気度が伝われば、それだけ期待してもらえ、初期の売買も盛んになりやすいです。
あなたが天才でないかぎり、NFTコレクションの運営は、副業でできるようなものじゃない、と思ったほうがいいです。
イケハヤは実際、CryptoNinjaにフルコミットしています。
まだまだ日本市場は小さすぎる。
これを書いているのが2021年10月初頭です。
正直……今の日本市場は、グローバルで見たら「ゴマ粒」です。
それはOpenSeaの取引高を見れば一目瞭然。
NFTの取引量を比較すると、1000倍、あるいは……10000倍くらいの差があるのでは……。そのくらい桁が違います。
ぼくらがやるべきことは、NFT市場に参加するプレーヤーを増やすことです。
コレクターを増やす。
クリエイターを増やす。
それらを支えるサービスを作る人を増やす。
まだまだお話になりません……。
しかし、未来は明るいです。
今の市場があまりにも小さすぎるので、すぐにでも10倍になるでしょう。
こんな機会はあまりないので、ぜひ、みなさんもNFTに本気を出してください。人生が楽しくなりますよ!
少し先には、CryptoNinjaの取引高も、10倍になると思ってます。
冒頭でも貼りましたが、記念に残しておきます。